✏️

鉄道運行管理シミュレーターPro

ダイヤ作成編

🌐 日本語

✏️ ダイヤ作成モードとは

列車の計画ダイヤ(何時にどの駅を出て、どこへ向かうか)を自分で作るモードです。 タイトル画面の 「ダイヤ作成」 から入ります。

作ったダイヤは、そのまま 「このダイヤでプレイ」 で運転指令の対象にできます。 サンドボックスのダイヤを自分好みに手直しするのも、まっさらから組み上げるのも、同じ画面で行います。

ダイヤ作成モードでは時間は動きません。 上部の再生コントロールも出ません。走らせて確かめたいときは F5 の プレビュー(試走)を使います。

🧭 作る順番

道具は上部メニューの 「ダイヤ編集」 に並んでいます。 キーの並び(F2→F6)が、そのまま作業の順番です。

  1. シナリオ設定 — 何時から始めるダイヤなのかを決めます。
  2. F2 ダイヤ筋の編集 — 列車を作り、時刻・経路・停車を決めます。
  3. F3 仕業配置 — その列車を担当する車両を、駅の番線に置きます。
  4. F4 列車種別マスタ — 種別(普通・快速など)と停車駅・停車時間・最高速度を整えます。
  5. F5 プレビュー(試走) — 実際に走らせて、無理のないダイヤか確かめます。
  6. F6 ダイヤ検証 — 番線の重複や連結の矛盾がないか点検します。
保存は Ctrl+S(システム → ダイヤ・仕業を保存)に一本化されています。 各ウィンドウに個別の保存ボタンはありません。編集した内容はメモリ上にあるだけなので、 区切りのよいところで保存してください。

⚙️ シナリオ設定

メニュー 「ダイヤ編集 → シナリオ設定」。このダイヤ全体の基本情報を決めます。

  • 開始時刻 — このダイヤを何時から始めるか(分単位。秒は 00 に切り捨て)。 最先発列車より後の時刻は設定できません(設定しようとすると警告が出ます)。 窓内に「最先発列車: ○○発」と目安が表示されます。
  • 表示名・説明 — ダイヤ選択画面に出る名前と一言説明です。
この 2 つは 「適用」「保存」を押した時点でファイルに書き込まれます (Ctrl+S は不要)。ほかの編集とは挙動が違う点に注意してください。

同梱の公式ダイヤは直接編集できません。この場合は「適用」「保存」が押せなくなり、 案内が表示されます。「ダイヤを開く」または「名前を付けて保存」で自分のコピーを作ってから編集してください。

🚆 F2 ダイヤ筋の編集

F2 で 「ダイヤ編集(F2 で終了)」 ウィンドウが開きます。 窓には 「既存筋の編集」 と 「新規筋の作成」 の 2 つのタブがあります。

列車を新しく作る

「新規筋の作成」タブで、始発の条件を指定して 「この内容で筋を作成」 を押します。

  • 駅 / 番線TC — どの駅のどの番線から出るか
  • 方向 — 「右 →」「← 左」のどちらへ向かうか
  • 種別 — 普通・快速など(種別マスタで定義したもの)
  • 列番 — 列車番号。空欄なら自動で振られます
  • 形式 — 車両形式
  • 発 — 始発時刻
24:10 と 0:10 は別の時刻です。 このゲームのダイヤは「1 日ぶんの運用」を通し時刻で扱うため、日付をまたいだ先も 24 時台・25 時台… と続けて入力します。
  • 24:10 / 25:10 — その日の運用が日付をまたいで続いている時刻(終電のあとの入庫など)
  • 0:10 / 1:10 — 新しい運用日の早朝(始発側)
24 時台だけの話ではなく、25 時台・26 時台…も同じです。 取り違えると、終電のつもりの列車が早朝の始発として走ります。 夜遅くの列車は 24 時以降の表記で入れてください。

経路・停車駅・各駅の時刻は、指定した番線と方向から自動で引かれます。 行き止まりまで進む形で組み立てられるので、まず作ってから細部を直していく流れになります。

マップの外から来る列車・外へ出ていく列車は、マップに「出入口」(○○方面)があれば作れます。 始発に出入口を選ぶと、その発時刻に走りながら現れます(方向は出入口の線路の向きで決まります。 単線の出入口はマップの内側へ向かう向きです)。 終着が出入口の列車は、出入口を抜けたところで消えます。 出ていった列車を同じ車両で戻したいときは、同じ出入口から始まる筋へ運用連結してください。 列車は出入口に停車しません(停車させることもできません)。時刻表やダイヤグラムには駅と同じように並びますが、 出入口の時刻は「現れる時刻」「消える時刻」です。

できた筋を直す

窓の一覧か、ダイヤグラム上の筋をクリックすると選択されます(「既存筋の編集」タブへ自動で切り替わります)。

  • 発時刻・列番 — それぞれ入力して「適用」
  • 種別の変更 — 「種別」欄のボタンを押すと種別の一覧が出ます。選ぶと列車種別が変わり、 停車駅・停車秒・所要時間がその種別で再計算されます(発時刻・経路・終着は変わりません)。 駅ごとに付けた臨時停車・臨時通過はそのまま残ります
  • 形式の変更 — 「形式」欄のボタンをクリックすると車両形式が切り替わり、 所要時間がその形式の性能で再計算されます(発時刻は変わりません)。 最高速度の異なる形式がある路線では、形式で所要時間が変わります。 前の運用と形式が食い違っているときは 「⚠ 前筋 ○○ に合わせる」ボタンが出ます (連結の末端まで一括で揃います)
  • 始発の変更 — 「始発」欄で駅と番線を選び、「変更」。 駅は駅名の欄を押すと一覧から選べます(◀ ▶ でも送れます)。 筋は新しい始発から引き直されます(発時刻・種別・形式・終着はそのまま。進めない向きなら折り返しとして組み直します)。 出庫列車の番線を変えるときもここから。 前の運用とつながっていて、その終着番線と合わなくなるときは、連結が外れることを確認してから変更します。 車両の配置がこの筋から始まるときは、同じ駅の番線替えなら配置の番線も一緒に変わります。 別の駅へ変えたときは配置はそのままで警告が出るので、仕業配置(F3)で直してください。 臨時停車・臨時通過・停車秒の上書きは引き直した後も残ります。 ◀ ▶ で選びかけている間は欄が橙色になり、「変更」を押すまで筋は変わりません
  • コピー / ペースト — Ctrl+C / Ctrl+V。 「分間隔」欄の値だけ後ろにずらして複製します(既定 5 分)。 続けて貼るたびに間隔が積み上がるので、等間隔の続行列車を一気に作れます
  • 筋のドラッグ — ダイヤグラム上で、選択済みの筋だけ掴んで時刻をずらせます (5 秒単位)。うっかり動かさないよう、未選択の筋は掴めません
  • 削除 — 赤い「削除」ボタン

経路・停車を調整する(「経路」欄)

選択中の筋が通る駅と分岐器が、上から順に並びます。

  • 臨時停車 / 臨時通過 — その駅だけ種別の停車パターンから外れた扱いにします。 上書き中の駅には ⚡ が付き、「標準へ」で戻せます
  • 停車秒 — 停車駅の下に出る「└停車」の欄で、その駅だけ停車時間を変えられます (0〜3600 秒)。「標準」で上書きを解除します
  • 分岐(└分岐) — 分岐器の向きをクリックで切り替えると、 経路と時刻がその場で再計算されます。到着番線も変わります。 経路が引けない向きにはできず、警告が出て元に戻ります。 切り替えで経路が終着駅を通らなくなったときは、その先へ走る筋に変わりますが、 もとの終着駅は覚えています(経路の一覧の終着の下に「⚠もとの終着 ○○ を今の経路は通りません」と出ます)。 分岐を戻すなどして経路がまたその駅を通れば、そこで終着に戻ります(「ここで終着」にしていた駅なら ★ も戻ります)。 「ここで終着」「ここに固定」で終着を決め直すと、もとの終着は忘れます
  • ここで終着 — その駅で打ち切ります。明示指定した駅には ★ が付き、 「終着解除」で戻せます
「⚠他の向きへ」と分岐器の行に出たときは、その向きでは進路が構成できません。 向きを切り替えて解消してください。 「⚠この方向の進路が未登録」と出たときは、列車が来る方向からその分岐器へ入る進路が、どの向きにもマップに登録されていません。 マップ作成でその方向の進路を登録してください。 「└分岐 ○○」の名前を押すと、マップ上のその分岐器が水色に点滅します(向きは変わりません)。 その分岐器を通る進路があれば、進路の発点てこ・着点てこも光ります(「⚠この方向の進路が未登録」のときは分岐器だけが光ります)。 向きのボタンを押したときも、切り替えた後の場所が光ります。点滅は、別の筋を選ぶ・筋の経路が変わる操作(種別・形式・始発・終着・分岐の向きの変更)をする・編集モードを終えると消えます。

運用連結(折り返しのつながり)

ある列車が終着駅に着いたあと、同じ車両で次の列車になるつながりを作ります。 連結できるのは 「連結元の終着駅 = 相手の始発駅」で、相手の発時刻が着時刻より後の筋だけです。

  • 窓の「運用連結」欄で ◀ ▶ で候補を選び、「連結」
  • ダイヤグラム上で、筋の端の ○ をクリックしてもつなげます (終着側 → 始発側の順。Esc で取消)

連結すると、後続の筋は「前の運用が着いた番線から出る」形で引き直されます。 同じ向きに進み続けられなければ、折り返し(進行方向反転)として組み直されます。

番線が 1 つの駅の折り返しをまとめてつなぐ

窓の列車一覧の上にある「ダイヤ全体:番線が 1 つの駅の折り返しをまとめてつなぐ」は、 番線が 1 つしかない駅(1 面 1 線の折り返し駅など)で、着いた筋と、 同じ番線から後で出る筋をダイヤ全体でまとめてつなぎます。 選んでいる筋とは関係ありません。

  • 着いた筋は、その後に同じ番線から出る最初の筋とつなぎます(番線が 1 本なので、相手はその筋に決まります)。 折り返しの時間(同じ向きなら 20 秒・反対向きなら 60 秒)が取れないときは、つながずに知らせます
  • すでにつないである運用には触りません。形式が違う筋、車両の配置の先頭になっている筋とはつなぎません
  • 1 回目に押すと、つなぐ本数が出ます。6 秒以内にもう一度押すとつなぎます(元に戻す操作はありません)。 つながなかった筋は理由つきでログに出ます(つなげる組が 0 本のときは、1 回目で理由が出ます)。 その日の最後に留置する筋は、つなぐ相手が無いのがふつうなので本数だけ出します

🔢 列車番号一括設定

メニュー 「ダイヤ編集 → 列車番号一括設定」。押すと即実行されます(入力項目はありません)。

仕業(車両の運用)と、出入口から来る直通列車をたどって、始発時刻の「時」+番号+英字という規則で列車番号を振り直します。 台帳(仕業配置で置いた車両の一覧)の編成番号が全部奇数(仕業の自動生成で振った番号)なら、 番号は下り(マップで右へ向かう列車)が編成番号、上り(左へ向かう列車)が編成番号+1なので、 下りは奇数・上りは偶数になります。たとえば 01 編成なら 7 時台の下りが 701A、上りが 702A、 03 編成なら 703A / 704A です(99 編成の上りは桁を増やさず 700A)。同じ時間帯に同じ番号の列車が 2 本目、3 本目とあると 701B、701C と英字が進みます(英字はいつも付きます)。 偶数や数字でない編成番号(v0.4.1 までの台帳の 01、02、03… や KS など)が 1 つでもあれば、 今までどおり「時+編成番号+英字」(701A、702A、7KSA)で振ります。

出入口から来る直通列車は台帳に載りませんが、このとき直通列車の 1 編成ごとに仮の編成番号を割り当てて、 同じ規則で振ります。仮の編成番号は台帳には書き込みません。 仮の編成番号は、台帳(予備を含む)のいちばん大きい編成番号から予備ぶんを空けた次の区切りから、発時刻順に付きます (例: 台帳が 01、03…17・31、33 なら直通は 41、43…。偶数も使う台帳(01〜12 など)なら 21、22… と 1 つずつ)。 編成が多くて 2 桁に収まらないときは空いている番号を使います(偶数が混ざると、列車番号は「時+編成番号」の振り方になります)。 直通列車を足す・消す・発時刻を変える、台帳に編成(予備を含む)を足す、のどれかのあとで振り直すと、直通の番号はずれることがあります。 台帳が空で、全部の列車が出入口から来るマップでも、01 から振れます。

直通列車のほかは、仕業配置(F3)が済んでいることが前提です。 台帳が空(または全部予備)のままだと駅から出る列車には番号が付かず、台帳を作るよう案内が出ます (台帳を作って振り直すと、直通の仮の編成番号はその後ろへずれます)。 番号を付けられる列車が 1 本も無いときは、理由を表示して何もしません。 予備車両と、台帳にも直通列車にもつながらない列車は変更されません。
すでに付いている列車番号は、手で付けたもの(直通列車に付けた相手先の番号など)も上書きされます。 元に戻す機能はありません。ダイヤ作成では自動保存しないので、保存(Ctrl+S)する前なら、 「システム → ダイヤを開く…」で同じダイヤを保存せずに開き直すと元に戻せます (それまでの保存していない編集もすべて戻ります)。

🚃 F3 仕業配置

F3 で 「仕業配置(F3 で終了)」 が開きます。 どの車両が、どこに待機していて、最初にどの列車になるかを決める作業です。

マップ上の駅の番線をクリックして場所を選び、フォームで内容を決めて「配置」を押します。

  • 車両形式 — 形式マスタから選びます
  • 編成番号 — その編成の呼び名(列車番号一括設定でも使われます)
  • 最初のダイヤ — 最初に担当する列車。「(予備)」を選ぶと、 運用を持たない待機車両になります

窓の下の 「現在の筋から仕業を自動生成(チェーン先頭を一括配置)」 を使うと、 連結でつながった運用のいちばん先頭の筋を拾って、まとめて配置してくれます。 まずこれで骨組みを作り、編成番号を入れていくのが早道です。 自動生成の編成番号は奇数だけ(01、03、05…)で、車両形式が替わるところは予備編成ぶんの空きを残して 次の区切りから始まります(たとえば 1000 系 9 編成なら 01〜17、次の 2000 系は 31 から)。 列車番号一括設定で、上りに偶数(編成番号+1)を使うためです。 編成が多くて 99 までの奇数に収まらないときは、空いている奇数、次に偶数を使って 2 桁に収めます (偶数が混ざると、列車番号は「時+編成番号」の振り方になります)。

台帳(配置した車両の一覧)が正本です。 配置された車両と、そこから連結でつながる筋だけが実際に走ります。 台帳が空のあいだは移行用の暫定動作として全部の筋が走りますが、 本番のダイヤでは必ず配置してください。

窓の上部には検査結果が出ます。✖(エラー)は同じ番線への二重配置、 同じ列車への二重割当、存在しない列車の指定など。▲(警告)は始発駅のずれ、 形式の食い違い、「配置が無いため走行しません」など。 走らないはずの列車がある、というときはここを見てください。

🏷 F4 列車種別マスタ

F4 で 「列車種別マスタ(F4 で終了)」 が開きます。タブは 4 つです。

種別一覧

種別の 和名・略称(2字)・略称(1字)・ ダイヤ色(#RRGGBB)を編集します。「+ 新規追加」で増やせます。 使用中の種別は削除できません(何本で使われているかが一覧に出ます)。

ダイヤ色の欄の下に並ぶ色見本を押すと、その色が欄に入ります(確定は「変更を反映」)。

最高速度(km/h)を入れると、その種別の列車はその速さまでしか出しません (空欄は指定なし)。過密なダイヤで速達種別が先行に追いつくときなどに使います。 上限として働くので、線路の制限速度・路線の最高速度・車両の最高速度より速くはなりません。 計画の所要時間も、この速さで計算し直されます。

停車駅

駅(行)× 種別(列)の表で、セルをクリックして ●=停車 / -=通過を切り替えます。 始発駅と終着駅は、パターンに関わらず必ず停車します。

停車時間

駅を選んで、その駅のデフォルト停車秒と、種別ごとの上書きを設定します。 空欄にすると上位(種別上書き → 駅デフォルト → 既定 30 秒)に従います。

駅間速度

種別ごと・駅間ごとに最高速度を変えられます。上の ◀ ▶ で種別を選び、一覧から駅間を選んで 速さを入れ「適用」します。駅間は、このダイヤの筋が通る隣り合う駅(通過駅・車庫・出入口を含む)で、 1 行が上下両方向に効きます。空欄(「上書きを消す」)にすると、種別の最高速度に戻ります。 駅間の値は種別の最高速度より優先するので、その区間だけ速くすることも遅くすることもできます (線路・路線・車両の制限は超えません)。駅の中の線路は、着く側の駅間の値のまま通ります。

空欄(「種別どおり」)の駅間は、種別の最高速度で走ります。最高速度を変えて F4 を閉じると、全部の筋の時刻が引き直されます。着く時刻が遅くなって 次の運用の発車と同じか後になった連結があると、通知に件数と例が出ます。発時刻を直してください。

マスタの変更がダイヤに反映されるのは F4 を閉じたときです。 さらにファイルへ保存するには Ctrl+S が要ります。2 段階ある点に注意してください。

▶️ F5 プレビュー(試走)

F5 で 「プレビュー(計画ダイヤの試走)」 が開きます。 計画したダイヤを実際のプレイと同じ信号・進路の仕組みで走らせて確認できます。

単なる時刻の再生ではないので、単線での行き違い待ち・続行待ちや信号待ちによる遅れも、 本番と同じように起きます。「机上では成立するが実際には詰まる」ダイヤを、ここで見つけられます。 インシデントは発生せず、結果も保存されません。

  • ▶ 最初から再生 — 開始時刻から走らせます
  • 一時停止 / 再開
  • 倍率 − / + — 1・2・5・10・20・50・100 倍から選びます (キー 1〜7 でも指定できます)。 再生を始めるまでは倍率を変えられません
  • ここへ早送り — 時刻を入れて一気に進めます。描画を止めて最速で消化するので、 夕方の状況だけ見たいときに便利です。Space で中断できます
  • ■ 試走を終了して編集に戻る — 開始時刻へ巻き戻して、筋の編集(F2)に戻ります
F5 や窓の × は窓を閉じるだけで、列車は走り続けます。 編集に戻るときは 「■ 試走を終了して編集に戻る」 を使ってください。 なお、ダイヤを編集するとプレビューは自動的に開始時刻へ戻ります。 筋の編集(F2)や仕業配置(F3)の窓は、何も変えずに閉じれば戻りません。 F3 で配置を変えたときは、窓を閉じたときに反映され、開始時刻へ戻ります。

🔍 F6 ダイヤ検証

F6 で 「ダイヤ検証(F6 で終了)」 が開きます。 ダイヤの矛盾や詰まりそうな箇所を一覧で確認できます。 行をクリックすると、その筋が選択され、発生時刻までスクロールします。

🔴 致命 — 直さないと正しく走りません

  • ダイヤが空
  • 同じ列車の中で時刻が逆行している
  • 連結先の列車が存在しない
  • 連結元の終着駅と連結先の始発駅が一致しない
  • 折返し時間が負(着く前に次が発車する)

🟡 注意 — 走りはしますが、信号待ちで詰まります

  • 2 本の始発の軌道回路が同じで、発車間隔が 2 分未満
  • 同じ駅の同じ番線に、在線時間帯が重なる列車がある
  • 連結でつながった列車どうしの車両形式が食い違っている (同じ車両で走るため、実際の走行は前の筋の形式の性能になります)

形式の食い違いは、検証ウィンドウ下部の「形式を前筋に揃える」ボタンで、 連結のつながりごとに先頭の形式へ一括修正できます(所要時間も再計算されます)。

警告が出ていても、ダイヤを引くこと自体は禁止されません。 実際に走らせれば信号と進路が衝突を防ぎ、列車が待つだけです。 これは作図の支援であって、安全装置ではありません。 なお、警告に関わる筋は窓を開いていなくてもダイヤグラム上で赤く強調されます。

マップを直したあとは「経路を一括再計算」

マップの線路やてこ・進路を直すと、それより前に引いた筋の経路が新しいマップと合わなくなり、 「分岐 ○ が 定位 のままでは成立する進路がありません」などの警告が出ることがあります(購読したマップが作者の更新で変わったときも同じです)。 「ダイヤ編集 → 経路を一括再計算…」(検証ウィンドウの「一括再計算…」からも開けます)で、 全列車の経路をまとめて引き直せます。

  • 窓を開いただけでは何も変わりません。注意を読んでから「実行」を押します。
  • 始発の線路・発車時刻・終着・手で選んだ分岐の向き・臨時停車や停車時間の上書きは引き継ぎます。 成立する進路が無い向きになっている分岐は、進路のある向きへ自動で直します。
  • 結果の一覧に、番線や終着が変わった筋と、直しきれなかった筋が出ます。押すとその筋を選べます。
  • 実行の前に、いまのダイヤ(保存していない編集も含みます)を自動で控えます(新しい順に 10 回分)。 すぐなら「元に戻す」、窓を閉じたあとやゲームを終えたあとでも、控えの一覧から選んで戻せます (「この控えに戻す」→「本当に戻す」の 2 回押し)。 「元に戻す」は、そのあとで筋を編集すると使えなくなります(控えの一覧からは戻せます)。 控えはこの PC にだけ残り、Steam クラウドでは同期されません。
  • 再計算の結果はまだ保存されていません。確かめてから Ctrl+S で保存してください。
小規模なマップの変更なら直ることが多いですが、大きく変わっている場合は、再計算でかえっておかしな経路になることもあります。 そのときは「元に戻す」か控えから戻して、筋を 1 本ずつ直してください。

マップを直したあとのダイヤグラムのビュー

ダイヤグラムのビュー(本線・◯◯方面などの表示の組み合わせ)はダイヤに保存されます。 マップを直したあとにダイヤを開くと、ビューを次のように合わせ直し、通知でお知らせします。

  • 足した駅 — 線路でつながった隣の駅が入っているビューに加えます。 加える先を決められない駅は「全線」にだけ出ます(上部の「編集」で加えてください)。
  • 足した車庫・引上線 — 自動で作られたビューのうち、隣の駅が入っているものに加えます。 自分で作ったビューには加えないので、要るときは「編集」で選んでください。
  • 消した駅 — ビューから外します。方面の先の駅を消して、ほかのビューに無い駅が残っていない 自動で作られたビューは削除します。自分で作ったり直したりしたビューは消さずにお知らせします。

自動で作られたビューも、「編集」で保存すると自分で作ったビューの扱いになり、以後は勝手に消したり車庫を足したりしません(マップから消した駅は外します)。 合わせ直した内容は、ダイヤグラムの表示の切り替え(駅・車庫・引上線の表示や番線の展開)や、「編集」での保存・削除をしたときに一緒に保存されます。 ビューを今の分け方で全部作り直したいときは、「編集」でビューを消して「全線」だけにしてください。 次にダイヤを開いたときに、系統別ビューが自動で作り直されます(自分で直したビューも作り直されます)。

💾 保存とダイヤの切り替え

保存する

「システム → ダイヤ・仕業を保存」(Ctrl+S)で、 計画ダイヤ・仕業配置・種別マスタ・停車パターン・停車時間がまとめて保存されます。

別名で保存する・別のダイヤを開く

  • 「システム → 名前を付けて保存…」 — 現在の内容を新しい名前で保存し、そのダイヤへ切り替えます。 公式ダイヤが上書きされることはありません
  • 「システム → ダイヤを開く…」 — 「マイダイヤ」(自分で保存したもの)と 「公式ダイヤ」(同梱)が並びます。公式ダイヤは 「複製して編集」を経由して、自分のコピーを作ってから編集します

公式ダイヤを複製して編集したものには [公式を編集中] と表示され、 「公式版に戻す」で自分の変更を破棄して元に戻せます(2 回押す確認式)。

自分のダイヤを削除する

  • タイトル → ダイヤ作成でマイダイヤを選び、右下の「このダイヤを削除…」 (または Delete)。確認の窓で「削除する」を押すと消えます
  • ダイヤ編集中は「システム → ダイヤを開く…」のマイダイヤの行の「削除」 (2 回押す確認式)
  • 開いているダイヤと公式ダイヤは削除できません。 削除したダイヤは元に戻せないので、残したいときは下の保存先のフォルダをコピーしておいてください

保存先

Windows: C:\Users\<ユーザー名>\AppData\LocalLow\Tadimaru\CTCLive\Data\<会社ID>\Scenarios\<ダイヤID>\
Mac: ~/Library/Application Support/Tadimaru/CTCLive/Data/<会社ID>/Scenarios/<ダイヤID>/

中身は CSV ファイル一式(PlannedTrains.csv、PlannedTimings.csv、 Placements.csv、TrainClasses.csv など)です。 バックアップを取りたいときは、このフォルダごとコピーしてください。

🔁 作ったダイヤでプレイする

「システム → このダイヤでプレイ」 でプレイモードへ移ります (プレイ中は同じ場所が「このダイヤを編集」になります)。

モードの切り替えは画面の読み込み直しを伴うため、保存していない編集は失われます。 確認画面で 「保存してプレイ」 を選べば、保存してから移ります。
📮 解決しない問題やバグ報告は、お問い合わせフォームからご連絡ください。 お問い合わせ