社労士試験の一般常識(労働に関する一般常識・社会保険に関する一般常識)が不安な人に向けて、筆者の見方を書きます。範囲が広くて読めない科目とどう付き合うか、まず何を目標にするか、という話です。
不安じゃない人は、たぶんいない
一般常識は、範囲がとても広く、どこが出るか読めません。すべての範囲を網羅して勉強できている人は、少ないと思います。だから、不安になるのは普通のことです。
まずの目標は、科目ごとの基準点に届くこと
この科目でまず目指したいのは、足切り(科目ごとの基準点に届かないこと)を避けることです。点数を伸ばす前に、そこを土台にして考えます。
- 択一式:よく出る法律をある程度しっかり学習していれば、基準点に届く程度には取れる人が多いのではないか、というのが筆者の見方です。もちろん、そうなると約束できるものではありません
- 選択式:一般常識は、択一式より選択式のほうが難しいと筆者は感じています。法律をしっかり固めても厳しい、という年があると思います
選択式は、法律を固めても厳しい年がある
選択式は1科目5点満点で、原則は各科目3点以上が必要です。ただし、難易度によって、その基準が2点に下がる科目が出る年があります(社会保険労務士試験センター『合格基準及び正答について(令和7年度)』)。
筆者が合格した年も、選択式の一般常識のどちらかの科目で、基準点が2点になった記憶があります。
ただし、基準が下がるかどうかは年によります。結果として2点でよかった年がある、というだけの話で、毎年ある、必ずあるという前提にはできません。「2点取れればいい」という作戦は立てないでください。目標は、あくまで原則どおりの3点です。
やることは、みんなが勉強している範囲を固めること
具体的にやることは、シンプルです。
- 法律は、よく出るところをしっかり勉強する
- 統計も、よく出ているところをしっかり勉強する
みんなが勉強する範囲を押さえておけば、少なくともそこで足切りにはなりにくい、と筆者は考えています。
人事・労務の実務をしている人は、実務で出てくる話が多く、自然にそういう情報に触れているので、得意なことが多いのではないかと思います。ときどき、みんなが勉強している範囲の外から出て、実務をしている人なら解けてしまう問題もあります。
まとめ
- 一般常識は範囲が広く、不安になるのが普通
- まずの目標は、科目ごとの基準点に届くこと
- 選択式は難しい年もある。基準が下がる年があっても、目標は3点
- 法律と統計の、みんなが勉強する範囲を固める
不安な科目ほど、完璧を目指さず、よく出るところから進めてみてください。頑張ってください。
細切れの時間には、スマホで解けるものを1つ入れておくと使いやすいと思います。

