年金の科目が苦手な人は、覚え方を工夫するより、しくみを理解する方向で考えてみてはどうでしょうか。この記事では、年金が得意だった筆者の見方と、自分の年金を計算する・人生に置き換える・人に話すといった、年金が面白くなるきっかけを書きます。
筆者は年金が得意で、点数源だった
筆者にとって、年金は得意な科目で、むしろ点数源でした。
年金は、制度設計がよくできていて、うまく回っているシステムだと筆者は感じています。そういうしくみを考えるのが好きな人や、ロジカルに考えるのが得意な人は、年金が得意になりやすいと思います。ただし、人によって得意・苦手はあります。
苦手な人は「暗記」になっていないか
筆者自身は、暗記しなければならないものがすごく苦手でした。反対に、暗記が得意な人は、年金が苦手になりやすいのではないかと筆者は考えています。しくみでできている科目は、全部を暗記しようとするのに向いていないからです。
大切なのは、裏側のロジックや「なぜそうなったのか」という背景を考えることです。「順当にやると、確かにそうなるよね」という感覚で、しくみとして紐解くほうが、勉強としてはよいと思います。
そうやって考えることは、筆者にはあまり難しくありませんでした。年金は順当に機能している制度なので、システムとして覚えればいい、と思えたからです。ただ、苦手な人にとっては酷な話かもしれません。
それでも、年金は覚え方の工夫を考えるより、まずしくみを理解する科目だと筆者は考えています。丸暗記しようとしている自分に気づいたら、「なぜそうなるのか」というしくみに立ち返って、考え直してみてください。
面白くなるきっかけ:自分の年金と人生で考える
年金が面白くなるきっかけとして、筆者がおすすめするのは、自分の年金を計算してみることです。
自分の年金額を正確に出そうとすると、コンピュータを使わないと計算できないものも多いので、概算になります。それでも「自分の年金は、こうやって決まるんだ」と思うと、面白くなってきます。
もうひとつは、自分の人生に置き換えることです。たとえば、自分が亡くなったら家族にいくら入るのか。そういう視点で、ファイナンシャルプラン(お金の計画)だと思って勉強します。
人生に置き換えて考えると、民間の生命保険や医療保険のことが気になる人もいるかもしれません。入るべきかどうかについて、筆者は結論を持っていません。いろいろな考え方があってよいと思います。
ただ、日本の公的な保険はしっかりしているほうだと、筆者は感じています。労災も同じです。年金や労災を勉強することは、ごく自然に、自分の人生を守ることにもつながります。
家族や身近な人との雑談のネタに
年金には「もしこうだったら、こうなる」という例がたくさんあります。食卓の話題にしてもよいでしょう。
- 家族が会社に勤めていなかったら、どうなるか
- 何歳から年金をもらうことにしたら、どうなるか
人に話すと理解が深まる、とよく言われます。年金は身近な話題なので、受験勉強をしていない人との雑談にも向いています。
まとめ
- 年金は、全部を暗記するより、しくみとして理解する
- 自分の年金を概算で計算してみると、面白くなるきっかけになる
- 自分の人生に置き換えたり、人に話したりすると、理解が深まる
苦手意識があるときほど、問題を解きながら「なぜそうなるのか」を確かめてみてください。スマホで解けるものを1つ手元に置いておくと、すきま時間に使いやすくなります。

